じゃんけんに負けて蛍に生まれたの

俳句は深い。
この句が特に。
私的に皆々様の解釈で合致したのは・・

「特攻隊の志願者は一歩前へ」と言われて、つい、出たんですよ。そして鹿児島の知覧から飛び立ち、敵艦に体当りしたんです。そして、蛍になって帰ってきたんです。

というもの。
このときの時代背景がよく出てると思った。
だけどなぜ彼女がこの句を詠んだのか？
それはまだ解からない。
彼女自身の生い立ちがわからぬ以上、なんとも言いがたいが・・。
上の解釈を独自にかいたのはこんなかんじ。

じゃんけん=単純な遊びだけど、結果は勝ちか負け
この場合のじゃんけんは遊びの意味を持たず、
勝ちか負けかの勝負(＝特攻)のこと。
多分、負けることは解かりきっていた。
でも、それでも勝負に挑み、蛍に生まれ変わった。
「生まれたの」このコトバには、
どうしようもない、もう決まってしまった運命だから
今更どうにもならないという諦め、あるいは決意が表れている。


との勝手な想像を繰り広げるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
でもね、こんなのもすき。

「じゃんけんに勝てば人になる。負ければ蛍として人に追われる。だから人が有利＝勝ち」

これはこれでいいアジがありますよね！
いやあ・・・この句だけで俺一時間は今語れるよ・・！